採用情報

リヤンド絆についてABOUT

ミッション・存在意義

超高齢社会を迎えている日本。高齢者人口の増加に伴い医療費や介護費が増加し、社会保障費の増大という課題を抱えています。国は持続可能な社会保障制度を維持するため、これまでの「病院完結型」から「地域完結型」へと舵を切り、病床の削減・平均在院日数の短縮を推進。これまでは入院医療で対応していた患者をできるだけ早期に地域へと戻し、受け皿として住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステムの構築」を地域・各自治体に求めています。一方で、死亡者数は年々増加し、2030年には看取り難民が47万人に達すると推計されています。これまでは病院が看取り機能を果たしてきましたが、直近10年では介護施設や自宅での看取りが増えています。そして、死因者数1位の悪性新生物(がん)患者や難病患者など医療処置が必要で、介護老人福祉施設や一般の有料老人ホームなどの施設では受け入れが難しい医療依存度の高い方の受入先が圧倒的に不足するという深刻な事態が目の前まで迫ってきています。

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将来推計(2008年~)の仮定

自宅死亡:2007年の比率で推移
医療機関・介護施設:病床数、定員の増加なし
その他:2007年の実数地で推移

出典:中央社会保健医療協議会(平成23年5月18日)資料「我が国の医療についての基本資料」
出典:2007年までは「人口動態統計」、2008年以降は「将来人口推計」に基づき、推計

住宅型ホスピス・難病ケアについて

今後も増え続ける末期の悪性腫瘍(末期がん)を患う方、国内に約100万人以上いらっしゃる神経変性疾患(パーキンソン病・アルツハイマー病・脊髄小脳変性症や筋萎縮性側索硬化症など)を患う方、人工呼吸器等での呼吸管理が必要な方 ――このように日常的に医療的ケアが必要な方々、そのご家族が安心して住み慣れた地域での生活を送るための支援、受け皿が必要です。それは、『日常生活(介護)』と『医療』を両立させたサービスであることが求められます。「リヤンド -絆-」が展開する住宅型ホスピスは、経験豊富な看護師が24時間365日常駐し、訪問診療医や近隣の医療機関と密に連携することで、医療依存度の高い方々を受け入れる専門ケア体制を構築しています。また、『生活』よりも『医療』が優先される病院とは異なり、「リヤンド -絆-」では『その人らしい生活』に重きを置き、必要に応じて併設する訪問看護・訪問介護からスタッフがケアに伺う。さまざまな疾患を抱えるご入居者様・ご家族様の意思を最大限尊重し、「こう生きたい、こう生活したい」という希望に沿って、その人らしい人生最期の時間を安心して過ごせる生活環境を提供しています。

地域包括ケアにおける構造上の課題と、住宅型ホスピスの位置づけ

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難病患者様の受け入れ体制に関して

リヤンド-絆-では、難病患者様の積極的な受け入れをおこなっています。
「難病だから、介護施設に入れない・・・」 そう思って入居を諦めてしまう患者さんがいます。
私たちはそんな患者さんを一人でも減らしたいと考えています。まずは、一度ご相談ください。

大切にしている価値観

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  • 「大切なひとが、大切にされる場所」

    ご入居者様はもちろん、寄り添うご家族様にとっても重みのある時間を過ごす場所。目の前のご入居者様にとって一番良い選択をご家族様が安心して選べるよう、「もし目の前の利用者様が自分の大切な家族だったら」とたくさん想像し、一緒に考える。 「ご自宅だったら、どんな風に過ごされるだろう?」
    「家族とはどんな風に話すだろう?」
    『こうでなくちゃいけない』という固定概念を捨てて、
    『これもありかも』と柔軟に思いを巡らせる。
    「ここで過ごせてよかった」と思える思い出を一つでも多く届けたい。
    「リヤンド -絆-」で働く仲間たちが大切にしている価値観です。

リヤンドで働く魅力

安定した運営母体

「リヤンド-絆-」シリーズを運営する法人は、東証プライム上場企業JMDCグループです。安定した財務基盤に支えられて、ご入居者様にも安定した毎日を続けていただける安心感があります。働く職員にとっても安心してご就業いただける環境があります。

魅力ある職場環境づくりへの投資

規制業種である医療・介護事業において、常に先を見据えた経営を実践し適切な利益を生み出すことで、ご利用者様・職員といったステークホルダーを幸せにすることができます。全国展開するグループとして、共同購買等を通じた適切なコスト抑制・健全経営を実現し、ICT技術を活用した業務の効率化・作業負荷の軽減など、職員がやりがいを持ち満足度高く働ける職場環境づくりに投資していきます。高いモチベーションを持った職員が提供するサービスで、ご入居者様・ご家族様に深い愛情・思いやりを感じていただく。健全な経営と地域社会への貢献の両輪を回し続けます。

時間をかけて寄り添う看護・介護

住宅型ホスピスでは、入居されてから人生の最期を迎えられるその瞬間まで、その人らしい生活を支えるお手伝いができます。医療的ケアが求められる現場ですが、急性期病院のように緊急入院などはなく、その分じっくりと時間をかけてご入居者様・ご家族様の声に耳を傾け、向き合い、寄り添う看護・介護ができます。ご入居者様を家族のように思い、「ここで過ごせて良かった」と思える時間を一緒につくっていける。きっとあなたの看護観・介護観を大切にしながら、ご入居者様・ご家族様と関わっていくことができます。

  • 多様なキャリア形成の機会を提供

    「リヤンド -絆-」では、住宅型ホスピス(医療対応型サービス付き高齢者向け住宅/有料老人ホーム)だけでなく、介護付き有料老人、サービス付き高齢者向け住宅、デイサービス、居宅介護支援事業所などさまざまなサービスを提供しています。職員の資質やこれまでの経験・将来のキャリアプランを踏まえ、多様なキャリア形成を描くことが出来ます。また、これからも全国各地に新しい施設を展開していく「リヤンド -絆-」では、一施設を飛び出し、複数施設をマネジメントするポジションなど、キャリアアップを目指す方に大きな裁量と成長の機会を提供できる伸び代があります。

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