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リヤンド-絆-栗東 職員インタビュー Interview

看護師人生のラストに選んだリヤンド-絆-で目指す、チームで学び成長できる環境

滋賀県栗東市にある住宅型ホスピス・リヤンド-絆-栗東で働く看護師

訪問看護管理者 奥田

看護師免許を取得後、大阪府内の診療所で長く勤務。併設する居宅介護支援事業所でのケアマネ業務や訪問看護を経験。その後滋賀県への転居を機に急性期病院に就職し、約16年勤務。2023年4月に訪問看護ステーション リヤンド-絆-栗東のオープニングスタッフとして入職。訪問看護管理者を務める。

<目次>
私がリヤンド-絆-を選んだ理由
看護師として成長できる環境
チームでディスカッション
看護師がチャレンジできる教育を

私の看護キャリア

看護師になって最初は診療所で約23年勤めました。看護師として働きながら介護支援専門員(ケアマネージャー)資格を取得し、併設する居宅介護支援事業所でケアマネ業務も経験しました。また、訪問看護師として在宅医療にも携わりました。

その後、主人の仕事の関係で滋賀県に転居し、病院での経験を積みたいと考えて急性期病院に飛び込みました。約16年間さまざまな病棟を経験し、病棟主任として人材教育や管理業務も経験することができました。

歳を重ね、看護師人生の終盤をどうしたいか考えた時に「在宅で、看護を必要とする方と長いスパンで関わりたい」という思いが強くありました。在宅医療・介護をもう一度経験して学びたいと考えていたところ、リヤンド-絆-栗東と出会いました。

私がリヤンド-絆-を選んだ理由

2023年7月にリニューアルオープンしたリヤンド-絆-栗東は、サービス付き高齢者向け住宅に訪問看護ステーション・訪問介護ステーション・デイサービス・居宅介護支援事業所が併設する施設です。24時間体制で訪問看護師による医療的ケアを可能にすることで、末期の悪性腫瘍患者・パーキンソン病や進行性筋ジストロフィー症等の神経難病患者・人工呼吸器を付けた状態の方・気管カニューレ/留置カテーテルを使用している状態の方など、医療依存度が高い方を積極的に受け入れています。

病院とは異なり医師が常駐しておらず、看護師が主体となって看護を展開できる環境であり、また病院で身に付けてきた知識・技術が活かされる場面が日常的にあります。そんな環境で、看護師人生のラストをやり切れたらと考え、ここに入職を希望しました。

滋賀県栗東市にある住宅型ホスピス・リヤンド-絆-栗東で働く看護師

リヤンドで看護師が経験できること

私が当初思っていたよりは、重症の方が多いと感じています。パーキンソン病関連疾患の方や多系統萎縮症の方は進行度の見極めが非常に難しく、昨日まで食べることができていた方が次の日にはもう経口摂取ができなくなったり、パーキンソン病の方でお薬を多く飲まないといけない方が経口摂取・内服できない状態になることがあります。胃瘻を作るのか、そうなると廃用状態・寝たきりになってしまうリスクが高まります。看護師は医師と相談しながら慎重に評価を行わなければいけません。看護師のアセスメント力がとても求められる環境です。

また、末期がんの方のお看取りにも関わらせていただきました。ここでは、モニターや酸素マスク・点滴に縛られることなく、自然に近い形で穏やかに最期の時間を過ごしていただけます。看護師ができることは在宅でできる基本的なケアだけですが、その分ご入居者様は自由に過ごすことができ、その時間でご家族との関わりを深くし、最期をその人らしく穏やかにお見送りすることができます。さまざまなご家族の形があり、私も大変多くのことを学ばせていただいています。

看護師として成長できる環境

病院では医師に相談して指示をすぐに確認することができましたが、ここでは常に医師がいる訳ではないため、看護師の判断がとても重要です。普段からよく観察しておかないと適切なアセスメントはできません。

また、救急搬送のタイミングにしてもオーバートリアージにならないよう、日頃から往診医の先生と「こういう状態まで行ったら救急搬送をお願いしましょう」という基準をご入居者様ごとに話し合っておく必要があります。

病院とは違う環境だからこそ、急変が起こってからの対処だけではなく、日頃から継続的に関わる看護が大切になります。これまでとは違った難しさを感じつつ、看護師としてまだまだ学ぶことがあり、やりがいも感じています。

滋賀県栗東市にある住宅型ホスピス・リヤンド-絆-栗東で働く看護職員

チームでディスカッション

私は、周りと相談してディスカッションしながら進めることが大事だと考えています。

自分が得た情報をしっかりと周りに伝えて、みんなでアセスメントをしていく。もし、自分の経験値が少ないと感じていたとしても一人で考える必要はありません。観察力が高い方・第6感のような力が働く人は「普段と比べてこういう状態じゃないか?」「私はこう思うんだけど」と周りに相談をしてもらって、みんなで意見を交流させながらアセスメントしていけば良い。そうすることで、みんなの経験と経験が合わさって、看護師一人ひとりのレベルアップにも繋がっていきます。

リヤンド-絆-栗東では、緊急入院や急変対応等で時間が取られることはなく、ご入居者様のことについて看護師同士でディスカッションする時間をしっかり取ることができます。ここには明るくてご入居者様に優しくできる、頼りになる素敵な看護師が集まっています。若いスタッフも多いのですが、フットワーク軽く率先してご家族にも関わっていける方たちばかりです。

介護チームとの連携

訪問介護の介護スタッフ達も日頃からご入居者様の生活面のケアを支えてくれていて、たくさんの情報を持っています。看護師・介護職という職種の隔たりなく、お互いに情報を共有し合って一緒に関わっていけるように、風通しの良い環境を作ることを心がけています。

介護スタッフの方々は、ご入居者様の生活を少しでも楽しい時間にできるように、季節感を取り入れたレクリエーションやイベントを企画・提案してくれます。誕生日だったらみんなでメッセージカードを書いてプレゼントしたり、バレンタインにはチョコレートを渡してあげたり、小さなことですがそういうのを大事にしている方々です。

滋賀県栗東市にある住宅型ホスピス・リヤンド-絆-栗東で働く看護師

管理者としての目標

リヤンド-絆-栗東が長く地域の皆様に貢献し発展し続けられるようにしたいと考えています。管理者としては経営的な側面での施設運営はもちろん、スタッフの人材育成・後継者作りにも取り組んでいきたいと考えています。また働き方も多様化してきているので、ご入居者様にご迷惑をおかけしない前提で、夜勤専従パート(ダブルワーク可)といった働き方も取り入れています。

看護師がチャレンジできる教育を

リヤンド-絆-栗東の訪問看護ステーションで働いている看護師は、まだまだ若いスタッフが多いです。若いスタッフ達には、看護師として色んな経験を積んでもらいたい。例えば、リヤンド-絆-栗東を経験してから、また病院に戻る子もいると思います。そういうスタッフ達のためにも、病院で行うラダー教育に付随するような教育をリヤンド-絆-栗東で提供していけるのが理想です。

病院に戻ってから苦労しないように、ここで働く間も外部研修等に参加させてあげて、将来的に認定看護師や特定看護師を目指したり、色んなことにチャレンジしてほしいと考えています。

(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)


看護師募集中!

2023年7月にリニューアルオープンしたばかりの医療対応型サービス付き高齢者向け住宅『住宅型ホスピス』です。看護師の専門性・技術を存分に活かすことができ、ご入居者様・ご家族とのつながりをしっかりと感じられるリヤンド-絆-栗東で、あなたも一緒に働きませんか?

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