出産・子育てを経て、8年ぶりに常勤として働く場所にリヤンドを選んだ理由
訪問看護ステーションリヤンド浜松東 看護師
急性期病院やケアミックス病院、有床診療所などを経験。出産・子育てを経て、2023年12月にオープニングスタッフとしてリヤンド-絆-浜松東に中途で入職。
＜目次＞
・リヤンドを選んだ理由
・病院に近いスキルが求められる職場
・どんな方におすすめ？
・今後の目標
私の看護キャリア
看護師免許を取得後は、有床診療所からキャリアをスタートしました。その後は公立病院やケアミックス病院で経験を積み、出産を機に病院を退職しました。子育てと両立しながらクリニックや介護施設で非常勤として勤務し、2023年12月にリヤンド-絆-浜松東に中途で入職しました。出産してから8年ぶりに常勤として働いています。
リヤンドを選んだ理由
前職では末期がんの患者さんに特化した介護施設での勤務を経験し、そこでターミナルケア/緩和ケアについて学びました。リヤンド-絆-浜松東では、終末期の方だけでなく神経難病の方も積極的に受け入れているということで、私の持っている経験を活かしながら、また新しい知識を身に付けることができると考えて入職を希望しました。
病院に近いスキルが求められる職場
看護師としてのキャリアを考えた時に、もう一度病院に戻って知識・スキルを磨きたいという思いでいました。しかし実際に子育てを経験してみて、独身時代のように時間外労働もしながら家庭のことも両立していくことは難しいとも感じていました。
リヤンド-絆-浜松東では人工呼吸器管理や点滴管理、末期がん等の終末期のご入居者様の疼痛管理など医療的な判断・処置が求められる場面がとても多く、介護施設でありながら病院で働く看護師と同等の知識・スキルが求められます。まだ経験していない領域もたくさんあり、新しく学んでいきたい私にとってはここで働くことで看護師としてのキャリアアップにつながると感じることができました。
心掛けていること
新人の時からの私の変わらない目標ですが、その場その人によって、本当の意味での優しい看護とは何かを自分なりに考えてケアにあたるようにしています。急性期病院時代は退院後の生活を見据えた看護を考えていましたが、ここでは予後が短い方々が多くご入居されています。その人らしい人生の最期の時間を穏やかに過ごしていただけるように、また大切なご家族様との時間を確保するために私たち看護師に何ができるかということを意識しながらケアにあたっています。
がん末期のご入居者様の場合は、その時の病状から予後予測を自分なりにして、ご入居者様がまだ意思疎通が図れる間にご家族様が面会できるように連絡を取るようにしています。「この症状から48時間後には〜〜、72時間後には〜〜〜」という予測に基づいて、ご家族様のお住まいからの移動時間まで計算してお声かけをしています。前職時代に終末期ケアを経験したことで予後予測は鍛えられました。私が培ってきた経験を周りの看護師にも共有しながら、みんなで優しい看護を提供できればと考えています。
信頼して任せてくれる
私はオープニングスタッフだったので、付きっきりで指導を受けた訳ではありません。「困ったら相談してね」というスタンスで管理者がまずは任せてくれました。それが私にとっては「信頼して任せてもらった分、責任感を持ってやらなきゃ」と思って、仕事に向き合うことができました。
「これで合ってるかな？」と不安に思った時には、管理者や周りの看護師と相談・確認し合って進めることができるので、自分のこれまでの経験を信じてまずはやってみる姿勢が大事かなと考えています。
どんな方におすすめ？
訪問看護ステーションリヤンド浜松東のオープニングスタッフには、色んな場所でさまざまな経験を積んできた看護師が集まっています。それぞれがお互いを尊重し合いながら、これまで経験して学び得てきたものを出し合いながら、すぐに結果や答えを求めるのではなく一定期間試してみて「これがいいよね！」とみんなで答えを見つけていく、そんな職場です。まだまだこれから1年2年と作り上げていく段階なので、その過程を楽しめる人がたくさん集まってくれたら良いなと思います。
口腔ケア、リハビリの強化
リヤンド-絆-浜松東には、訪問歯科診療を提供する関連法人から、定期的に言語聴覚士と歯科衛生士の方が来られて、口腔ケアにあたってくれています。きちんとした知識を持ったスペシャリストと一緒に経過を追って診ていけることは、当施設の魅力の一つだと感じています。
また、今後はリハビリテーション専門職の採用も進めて、神経難病のご入居者様に対する機能訓練にも力を入れていく計画です。
今後の目標
最近ご入居された神経難病の方がおられます。その方はまだ歳も若く、今はご自身でできることも多いため、ある程度お一人で居室内で生活していくことができる方です。しかし、ご縁があってリヤンド-絆-浜松東にご入居いただいた訳なので、私としてはその方がこれから病気と長く付き合っていく上で『今、何がしてあげられるか？』をしっかりと考えたい。少しでも生活動作が維持できるように、今から少しずつでも機能訓練に取り組んでいくことが大事だと考えています。
『リハビリ専門職の指導の下、看護師が機能訓練に取り組んでいける』そんな風にリヤンド-絆-浜松東の強みを、みんなで作り上げていけたら良いなと思います。
（写真・インタビュー・文：MottoBrand 福井勝雄）
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2023年11月20日に新規オープンしたばかりの医療対応住宅型有料老人ホーム『住宅型ホスピス』です。看護師の専門性・技術を存分に活かすことができ、ご入居者様・ご家族とのつながりをしっかりと感じられるリヤンド-絆-浜松東で、あなたも一緒に働きませんか？
