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リヤンド-絆-仙台青葉 職員インタビュー Interview

約30年の介護職経験を経て辿り着いた「大切な家族の絆が深まる場所」

宮城県仙台市青葉区にある住宅型ホスピス・リヤンド-絆-仙台青葉で働くサービス提供責任者

訪問介護/サービス提供責任者 是川

専門学校を卒業後、介護スタッフとして病院で勤務。デイサービス・老人保健施設・特別養護老人ホームでも勤務し、生活相談員や管理職業務を経験。2023年9月にリヤンド-絆-仙台青葉に入職。

<目次>
リヤンド仙台青葉を選んだ理由
リヤンドだから、できること
多職種と共に学べる環境
入職後のフォロー体制

就職を検討中の方へ

介護福祉の仕事を始めたきっかけ

母が福祉のボランティアに積極的に参加する人でした。その影響もあってか、小さい頃からダウン症の子どもや心身に障害を抱える人たちと触れ合う機会が多い環境で育ってきました。

「世の中には、サポートが必要な人がいるんだ」ということを身近に感じて育っていたので、将来的にはそうした人たちの役に立てる仕事がしたいと考え、介護福祉の仕事に就こうと思いました。

リヤンドを選んだ理由

介護の仕事を始めて30年ほど経ちました。様々な施設での経験を振り返った時に、決められたタイムスケジュールの中で入浴介助や食事介助といった目の前の仕事に追われている、1日1日を駆け抜けているような感覚がありました。
また、コロナ禍では面会制限等が厳しい中、大切な家族の最期の瞬間に立ち会えないご家族様を多く見てきました。ご家族様の代わりにお看取りをし、最期のご様子をご家族様にお伝えする。そのような経験をする中で、「お看取りについてもっと勉強したい」「しっかりご本人様・ご家族様に寄り添ったケアがしたい」と考えるようになりました。そんな時に、リヤンド-絆-の【住宅型ホスピス】に出会いました。

リヤンド仙台青葉では、24時間体制で看護師・介護スタッフによる医療的ケアを可能にすることで、がん末期の方や神経難病を抱える方など医療依存度が高い方でも、ご本人様やご家族様のニーズに沿ってその人らしい生活を送っていただくサポートが可能です。

「ご利用者様の人生の最期の時間をどうすればより良いものにすることができるか?」

残りの介護職人生を考えた時に、そんなことを考えながら仕事ができる職場で働きたいと考え、入職を希望しました。

宮城県仙台市青葉区にある住宅型ホスピス・リヤンド-絆-仙台青葉で働くサービス提供責任者

リヤンドだからできること

リヤンド-絆-は、「大切な家族の絆が深まる場所」だと感じています。

あるがん末期のご入居者様がおられました。病院から移ってこられた方で、もうそんなに予後は長くない病態でいらっしゃいました。
病院の相談員さん、そしてご家族様から「温泉が大好きで、最期に温泉に入りたい」とご本人様がおっしゃっていることをお聞きしました。病院では実現できなかったけれど、ここではなんとかしてあげたいと考え、ご家族様にお願いして温泉の素(入浴剤)を持って来てもらい、看護師・介護スタッフが体調の良いタイミングを見計らって入浴していただくことができました。すると、ずっと痛みに苦しんでおられたご入居者様がとても多弁になり、これまで色んな所に行って温泉巡りをした思い出話などをたくさん話してくれました。とても気持ち良さそうにされて、最高の笑顔を見せてくれた。面会に来られていたご家族様も聞いたことがないお話もいっぱいされたようで、息子さん娘さんも本当に喜んでおられました。
ご逝去される前日にもお風呂に入ることができて、とてもホッとされたご様子でした。そして次の日の午前中に静かに息を引き取られました。

ご家族様からは「リヤンドに来た1週間足らずで、とても濃い家族の時間を過ごすことができた。本当にリヤンドに最期に来られて良かった」と感謝の言葉をかけていただきました。

私自身も、ご本人様の希望を叶えてあげられたこと、そしてご家族様の悩みにもしっかりと耳を傾けてサポートすることができ、色んなことを教えていただいた経験となりました。

宮城県仙台市青葉区にある住宅型ホスピス・リヤンド-絆-仙台青葉 デイルームからの景色

多職種と共に学べる環境

「訪問介護」と聞くと、ご入居者様と1対1というイメージを持たれている方が多いと思いますが、リヤンド仙台青葉では、ご入居者様お一人お一人を複数の介護スタッフ・看護師・訪問診療の医師・リハビリスタッフ等の多職種が連携を取りながらケアにあたっています。

ご入居者様のニーズを汲み取り、どうすれば希望を叶えてあげられるかを多職種がチームとなって一緒に考える。その過程でたくさんのことを学ぶことが出来ます。私も介護職を30年経験して来ましたが、悪性腫瘍患者の病態や特定疾患について初めて学ぶことがたくさんありました。看護師と一緒にケアに入る中で病気・病態についての理解を深めることができ、ご入居者様の痛み・苦しみに寄り添った対応を意識できるようになりました。

リヤンド仙台青葉では、訪問看護師や往診医の先生ともコミュニケーションを取る機会がとても多く、分からないことがあれば教えてもらえる環境があります。医療依存度の高い方のケアに入る介護スタッフ達も、日々勉強する気持ちを忘れずに自分たちのスキル・知識を伸ばしていってもらいたいと考えています。それらは介護職としての引き出しを増やすことにつながり、長く働いていく上でも貴重な経験になると思います。

宮城県仙台市青葉区にある住宅型ホスピス・リヤンド-絆-仙台青葉で働く看護師

入職後のフォロー体制

入職してはじめの10日間くらいは先輩スタッフに一緒に付いて回ってもらいます。ペアで動く中で、習得していること/初めてのことを確認しながら、少しずつお仕事を任せていくようにしていますので、安心して職場には慣れていただけるかなと思います。

リヤンド仙台青葉として2023年10月にリニューアルオープンして以降、比較的介護のお仕事を長く経験されている方が多くご入職いただいています。皆さん私と同じように、「終末期ケアの経験を積みたい」「医療的なケアについて学びたい」といった方が多く、経験豊富で勉強熱心なスタッフと一緒に働ける環境だと感じています。

日々心がけていること

ご入居者様は皆さん、私たちの表情をとても見ておられます。少しでも元気がなかったりすると「何か嫌なことでもあった?」と逆に心配されてしまいます。ご入居者様が安心して穏やかに、その人らしい生活を送ってもらうためには、私たちが笑顔でケアにあたることが大切です。そのためには、日頃一緒に働いているスタッフ同士の良好な関係性・チームワークがとても大事だと考えています。何かしてもらったら「ありがとう」、間違っていたら「ごめんなさい」と素直に言える。スタッフ同士がお互いを助け合える関係性であることが、ケアサービスの質につながると感じています。

宮城県仙台市青葉区にある住宅型ホスピス・リヤンド-絆-仙台青葉で働く介護職員

就職を検討中の方へ

新しく生まれ変わった施設で、これから作り上げていくことがまだまだあります。そんな中で、さまざまなやりがいを見出すことができると思います。スタッフ同士はみんな仲が良く、仕事以外のところでは雑談したりして笑い声が響いているような施設だと思います。

少しでもご興味がある方は、ぜひ見学にいらしてください!

(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)


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リヤンド-絆-仙台青葉は、2023年10月にリニューアルオープンした医療対応型サービス付き高齢者向け住宅【住宅型ホスピス】です。終末期に携わるプロフェッショナルとして。あなたも一緒に働きませんか?

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