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リヤンド-絆-仙台青葉 職員インタビュー Interview

手術室看護師として長く働いていた私が、リヤンド-絆-仙台青葉を選んだ理由

宮城県仙台市青葉区にある住宅型ホスピス・リヤンド-絆-仙台青葉で働く看護師

訪問看護師 吉田

看護学校を卒業後、急性期病院の手術室/心臓カテーテル室看護師として約6年勤務。急性期以降の看護を勉強するため転職し、内科病棟での勤務を経験。2023年10月に訪問看護ステーション リヤンド仙台青葉にオープニングスタッフとして入職。

<目次>
リヤンド仙台青葉での新しい経験
『どう生ききるか』に向き合う仕事
みんなで教え合い成長できる環境
入職後のフォロー体制

今後の目標

私の看護キャリア

病院勤務時代は、急性期看護に長く携わってきました。新卒で入職した病院でも手術室と心臓カテーテル室を兼務する形で治療部門で働いてきました。
より慢性期に近い看護の経験を積みたいと考え、内科メインの病院に転職したのですが、そこでも約半年ほど内科病棟を経験した後に手術室配属になりました。そこで約3年働き、次こそは慢性期看護を学びたいと転職先を探していたところ、訪問看護ステーション リヤンド仙台青葉のオープニング求人と出会いました。

リヤンド仙台青葉での新しい経験

2023年10月にリニューアルオープンしたリヤンド-絆-仙台青葉は、サービス付き高齢者向け住宅に訪問看護ステーション・訪問介護ステーション・居宅介護支援事業所が併設する医療対応型サービス付き高齢者向け住宅【住宅型ホスピス】です。

病院から介護施設に転職を検討するにあたり、面接前までは「看護師としてのスキルが落ちないか?」と少しの不安はありました。しかし、面接でリヤンド-絆-の施設では末期の悪性腫瘍患者・パーキンソン病や進行性筋ジストロフィー症等の神経難病患者・人工呼吸器/気管カニューレ/留置カテーテルを使用している状態の方など、医療依存度が高い方を積極的に受け入れており、日常的に看護師による医療的ケアが行われているとお聞きすることができ、チャレンジしてみようと思いました。

「慢性期看護で必要な知識・スキルを新しく身に付けよう!」そのような考えで入職をしましたが、実際に働いてみて、これまで急性期看護で身に付けた知識・スキルがとても役立っていると感じています。それにプラスして、ご入居者様の意思を尊重し、ご家族様も含めて今後の在り方を一緒に考える。多職種と連携しながら「どういったケアが必要か」を決めていくという、病院勤務時代にはなかなか経験することができなかった看護師の役割を経験することができています。

宮城県仙台市青葉区にある住宅型ホスピス・リヤンド-絆-仙台青葉で働く看護師

『どう生ききるか』に向き合う仕事

今まで関わらせていただいた患者様は、手術前から退院までの短い期間での関わりでした。手術前の漠然とした不安や、手術後は手術前のADLに戻れるかといった不安を持った方がほとんどでした。

住宅型ホスピスであるリヤンド仙台青葉では、終末期を迎えておられる方々に関わらせていただいており、私自身の仕事への向き合い方はガラッと変わりました。ご入居者様お一人お一人がこれまで築き上げてきた人生観を踏まえ、最期の時間をどう生ききるか。ご本人様・ご家族様そして介護スタッフ・訪問診療の医師など多職種がコミュニケーションを取り合いながら、少しでもご希望に沿った終末期を迎えられるように考えていくことが求められます。とても重たいものと向き合っていると感じています。

宮城県仙台市青葉区にある住宅型ホスピス・リヤンド-絆-仙台青葉で働く看護師

密なコミュニケーションで希望を叶える

病院でお看取りになられる予定だった悪性腫瘍患者様が、面会制限なくご家族様との最期の時間を過ごされたいという希望でリヤンド仙台青葉にご入居されました。病態としては本当に予後の短い方でいらっしゃいましたが、小さいお孫さんも含めてご家族皆さんで一緒にいられる時間を大切にしたいというご希望でした。ご入居されてから1週間ほどでしたが、ご本人様・ご家族様が望まれる形で最期を迎えることができ、ご家族様からは「リヤンドに来て良かった」と言っていただくことができました。

終末期に関わる看護師として、とても短い時間の中でご本人様やご家族様の希望・ニーズを汲み取っていくことが求められます。そのためには、非言語的なものも含めたコミュニケーショがとても大切だと考えています。ご入居者様がどういう背景でリヤンドに来られたのか、どういう風に過ごされたいのかを担当ケアマネージャーや病院の相談員の方々からできるだけ細かく情報収集をして、ご希望に近い環境・時間の過ごし方が実現できるように、積極的にコミュニケーションを取ることを心がけています。

宮城県仙台市青葉区にある住宅型ホスピス・リヤンド-絆-仙台青葉で働く看護師

みんなで教え合い成長できる環境

訪問看護ステーション リヤンド仙台青葉には、私のように直近まで急性期病院を経験した看護師や、慢性期や介護施設を経験されてきた看護師まで、経験年数やこれまで経験してきた領域も様々な看護師が集まっています。それぞれが持っている知識や得意分野を教え合って、みんなで助け合いながら学んでいく風土があると感じています。

先日も呼吸器管理が必要なご入居者様が新しく来られるということで、医療機器会社の担当の方に来ていただいて勉強会を開いてもらいました。現場で足りていないことがあれば、話し合いながら新しく作っていく。スタッフ同士がしっかりとコミュニケーションを取りながら、組織力のアップ/自己成長につなげていけるような関係性が作れていると思います。

宮城県仙台市青葉区にある住宅型ホスピス・リヤンド-絆-仙台青葉で働く看護師たち

入職後のフォロー体制

2023年10月にオープンして以降、訪問看護ステーション リヤンド仙台青葉には臨床経験のある中途の看護師が入職されています。割合としては、これまで急性期病院で働いていた看護師の転職が多いので、まずはリヤンド-絆-仙台青葉がどのような施設か知ってもらう同行してもらって、雰囲気に慣れていただ来ます。いきなり現場で看護技術を求めたりすることはせず、一緒に回りながら「1人でできること/フォローが必要なこと」を確認していき、少しずつできることを増やしていってもらいます。

ご入居者様の主な疾患

日常的に医療的なケアを必要とされるご入居者様の疾患としては、末期がんの他に、パーキンソン病等の神経難病の方が多くおられます。頻繁に吸引が必要なほか、急に動けなくなってしまったり、急に血圧が下がってしまった時に、慌てないでまずは周りの看護師・リーダーに応援をお願いし、適切にアセスメント・急変対応ができるような体制を現場では整えています。

看護師としてのアセスメント能力も磨かれますし、1人で判断する訳ではないので、安心して働いていただける環境だと思います。

宮城県仙台市青葉区にある住宅型ホスピス・リヤンド-絆-仙台青葉で働く看護師

今後の目標

リヤンド-絆-に転職して、まだまだ慢性期看護・老年看護についての知識や経験に自信が持てるレベルには至っていません。また、地域医療に対しての理解も不足しているなと感じます。施設内だけでなく、外部の勉強会や研修会などにも参加しながら勉強していけたらと考えています。

(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)


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リヤンド-絆-仙台青葉は、2023年10月にリニューアルオープンした医療対応型サービス付き高齢者向け住宅【住宅型ホスピス】です。終末期に携わるプロフェッショナルとして。あなたも一緒に働きませんか?

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