理解してくれる仲間、助け合いの職場環境がより良いケアへとつながる
高校を卒業後、一般企業に就職。働きながら介護職員初任者研修の資格を取得。その後、介護福祉士の資格取得を目指し専門学校へ入学。サービス付き高齢者向け住宅での勤務を経験し、2021年2月にリヤンド仙台太白(旧ケアガーデン仙台)に入職。
<目次>
・介護の仕事を始めた理由
・医療の専門職との仕事から学ぶ
・理解してくれる仲間、柔軟な勤務調整
介護の仕事を始めた理由
一般企業に勤めながら介護職員初任者研修の資格を取得しましたが、当時は資格はあっても経験がないことで希望に合った求人と出会うことはできませんでした。一般企業に勤めたまま20代後半を迎えた頃、ある日突然父が仕事中に脳梗塞になってしまいました。当時は母が父の介護をしていたのですが、慣れない介護に悪戦苦闘していたことを今でも覚えています。その出来事がきっかけで、「私にも何かできることはないか?」と考え、もう一度介護の道へチャレンジする決心をしました。2年間専門学校に通い、介護福祉士の資格を取得しました。介護職歴は約15年になります。
痛いほど分かる、介護サービスの有難さ
外部の手を借りず家族だけでの介護は、身内同士ならではの苦労が多くありました。お互いに遠慮せず感情をぶつけ合うため、傷つけ合ってしまったり。時には思ってもいないことを言い合ったりして、主に介護にあたっていた母も疲弊してしまっていました。そんな時にケアマネージャーさんからの提案で、デイサービスやショートステイの利用を検討してみてはどうかと薦めていただきました。お試しで週1~2回デイサービスに行くようになり、慣れてきた頃には月1回ショートステイを利用できるようになり、母の負担も少しずつ減らすことができました。
外部の方の手を借りることのありがたさを、家族介護をしていた側として痛感したことが、今の仕事にも繋がっています。
私がリヤンドを選んだ理由
前職でもサービス付き高齢者向け住宅で勤務し、施設内と外部のお宅に伺って訪問介護員として働いていました。そこでは比較的介護度の低い方が中心でした。それまで一通り介護の基礎を学んで経験してきていましたが、『まだ経験していない医療依存度の高い方のケアを学びたい』という考えから、リヤンド-絆-仙台太白(旧ケアガーデン仙台)への転職を希望しました。
医療の専門職との仕事から学ぶ
ご入居者様の中には、ALS(筋萎縮性側索硬化症)など指定難病を患う方がおられます。点滴や痰吸引等の医療処置が日常的に必要なご入居者様に対しては、訪問看護師と一緒に私たち介護士もお部屋に入ってケアにあたります。これまで働いていた施設では、看護師さんと一緒にケアにあたることはほとんどなかったため、直に医療的処置を見られることは非常に勉強になります。お一人お一人の病気・病態のこと、お薬のことなど覚えなければいけないことは増えますが、分からない時にはすぐに看護師さんに聞くことができ、次に活かすことができています。
理解してくれる仲間、柔軟な勤務調整
家庭の事情や個々の希望に合わせて柔軟に勤務調整をしてくれるので、とても助かっています。
私は動物が大好きで、自宅で犬2匹と猫2匹と一緒に暮らしています。先日も犬が白内障になってしまって、手術をして1週間毎日治療のために通院しなければいけない時期がありました。そんな時にも同僚の皆さんが状況を理解してくださり、勤務を代わってくれたり、シフト調整をしてたくさんフォローをしてくださいました。ペットを飼っておられる職員さんがたくさんいらっしゃって、親身になって助けていただきました。次に仲間が困っている時には、私がお返ししなければと思っています。
助け合いの職場
最近になって施設の運営体制が変わり、当初は職員一同も不安や心配の声がありました。それでも、都度問題が発生した時にはミーティングの場を設けて、意見を出し合って解決してきました。訪問介護・訪問看護がお互いに協力して、スムーズな運営・サービス提供が行えるように日々の報連相を大切に、ご入居者様のケアにあたっています。
スタッフ同士の仲が良く、明るいアットホームな職場です。仕事でミスをして落ち込んでいたり、問題にぶつかって悩んでいたら、そっと寄り添って話を聞いてアドバイスをくれる仲間たちがいます。
新しい職場は不安もいっぱいあると思いますが、ここに来たら頼れる先輩がたくさんいるので、ぜひ一緒に働きましょう。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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訪問看護師や訪問診療の医師たちとチームで取り組むケアから学べることはたくさんあります。スキルアップしながら、柔軟な勤務調整が可能な職場でプライベートと両立しながら長く働く。あなたもリヤンド-絆-仙台太白で一緒にしてみませんか?