リヤンド-絆-栗東だから経験できる、ご入居者様・ご家族の心に残るケア
専門学校を卒業後、介護福祉士として特別養護老人ホームに就職。その後、ショートステイやデイサービス、認知症棟、視覚障がい者棟等での介護を経験。結婚・出産を機に6年ほど介護職から離れ、パート勤務で復職。2016年12月にリヤンド-絆-栗東(旧東和ケア)に入職。デイサービスの管理者を経て、2023年11月より施設長を勤める。介護職歴は20年以上。
<目次>
・地域から求められている実感
・心に残る、ご家族との思い出
・リヤンド-絆-栗東で職員が経験できること
リヤンドが地域から求められている実感
2023年7月に医療対応型サービス付き高齢者向け住宅(住宅型ホスピス)として生まれ変わったリヤンド-絆-栗東ですが、リニューアルオープン当初から医療対象のご入居者様も増え続け、改めて地域での医療ニーズの高さを感じています。
地域の居宅介護支援事業所のケアマネージャーの方々にご挨拶に伺う中で、これまでは医療依存度の高いご利用者様については、特別養護老人ホームや老人保健施設にも入居をお断りされるケースもあったとお聞きしました。長期入院ができる療養病床もなかなか空きが少なく、在宅では看護が難しい方々にとっては、リヤンドのような受け皿が重要だと再確認することができました。
リヤンドだから、最期まで関わることができる
リヤンド-絆-栗東としてリニューアルする前までは、認知機能や身体機能の低下が進行し要介護3以上になられた方や、医療処置等が必要な状態になられた方を他施設に転居いただく形でお見送りすることも多くありました。
デイサービス管理者時代には、パーキンソン病を患っているご利用者様で、それまではご自宅からデイに通われていたけれど、ご自宅では看られない状態にまで病気が進行したことで特別養護老人ホームにご入居されることになり、デイサービスも通えなくなってしまった方もいます。そのような方もリヤンド-絆-栗東であれば、医療対応型サ高住にご入居いただき、看護師が24時間体制で必要な医療的な処置を行い、日常の生活面を介護スタッフがサポートし、できる範囲でデイサービスもご利用いただき、一緒に楽しくレクリエーションに参加いただく。そのような選択が可能になります。
リヤンドに変わったことで、「そのひとらしい生活」を一緒に考え、最期まで関わらせていただけるようになったことは、大変嬉しく思います。
心に残る、ご家族との思い出
末期がんの方で、病院を退院してリヤンド-絆-栗東にご入居いただいた方がおられました。娘さんが2人おられたのですが、病院の方にお話を聞くと入院中はご面会もそんなに多くなかったと伺っていました。ところが、リヤンド-絆-栗東にご入居されてからはほぼ毎日会いに来られて、大切なご家族の時間を一緒に過ごしていただくことができました。最期はご家族も一緒に泊まられて、みんな揃ってお看取りをすることができました。
後からご家族から教えていただいたのですが、ご入居者様は2人の娘さんとお孫さん達一人ひとりに遺書とビデオレターを残しておられました。リヤンドで過ごす時間の中で、ご入居者様は大切なご家族を想いながら伝えたいメッセージを残すことができた。最期までその人らしく生き、そしてご家族にとっても大切な思い出ができた。「リヤンドを選んで良かった」とご家族に言っていただけたことが、私の心にも強く残っています。
リヤンド-絆-栗東で職員が経験できること
リヤンド-絆-栗東では、「その人らしい生活」を一緒に考え、お一人お一人に寄り添った対応をしてくださる仲間を増やしていきたいと考えています。まだオープンして間もない中ですが、「ご利用者様と何か取り組みたい」「ご利用者様に喜んでいただけるようなことがやりたい」という声がスタッフの中から出てくるようになりました。
「~~だからできない」ではなく、「~~だったらできるかも」と看護師・介護スタッフ・相談員たちが一緒になってできる方法を考える。ご入居者様に喜んでいただけることを実現し、思い出に残る時間を一緒に作っていく。そこからやりがいが生まれると思います。
ご入居者様・ご家族の笑顔で溢れ、地域で一番愛される施設を共に目指して行きましょう。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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2023年7月にリニューアルオープンしたばかりの医療対応型サービス付き高齢者向け住宅『住宅型ホスピス』です。その人らしい人生の最期に関わっていくことができる、ご入居者様・ご家族とのつながりをしっかりと感じられるリヤンド-絆-栗東で、あなたも一緒に働きませんか?