リーダー職への立候補。スタッフの成長を願い目指す人材育成のカタチ
介護付き有料老人ホームリーダー・介護福祉士 笠井
介護老人保健施設にて実務経験を積み、介護福祉士の資格を取得。約10年間勤務した後、2018年2月にリヤンドファミーユへオープニングスタッフとして入職。2022年4月からは介護付き有料老人ホームでリーダーを務める。
＜目次＞
・リヤンドファミーユでの仕事
・リーダーとしての役割
・働きがいを感じられる環境
・私のモットー
リヤンドファミーユでの仕事
－ その人らしい生活を支える
リヤンドファミーユは、ご入居者様にとって生活の場です。ご入居者様お一人お一人の希望や性格、お持ちの病気を理解し、介助を受けながらも『その人らしい自立した生活』を感じていただけるように関わることが求められます。日々の生活の中で、ご入居者様の健康状態・精神状態を気にかけながら、体調の異変や悩みなどが生じた場合は直ちに問題の解決に向けてサポートする。スタッフ一人ひとりが観察力とさまざまな病気に関する知識を持って対応していく必要があります。
－ 個々の成長が、リヤンドファミーユの成長へ
「これだけやったら大丈夫」と自分自身で納得してしまうと、そこで成長は止まってしまいます。私は、ただ長く働くのではなく、ステップアップしていくことで新しい経験・視野を広げていきたいと考え、リーダーに立候補させていただきました。
フロア全体を引っ張っていかなければいけない立場になることで、周りをよく見るようになったと感じます。ご入居者様・ご家族様・スタッフ含めて、「この人は今こんなことを考えているのかな？」と寄り添って考えるようになりました。また、一緒に働くスタッフの成長がフロア・施設全体を良くしていくことにつながると考え、人材育成に対する意識も強くなりました。
リーダーとしての役割
－ 考えながら動ける人材を育てる
ご入居者様だけでなくご家族様との距離も近く、より生活に密接した中でケアにあたります。気を配り、考えながらやらなければいけないことが多い。以前勤めていた老健と比べると、チームで動くということは同じですが、介護スタッフ個々人の力量がより求められる環境だと感じます。個々人に求められるものが大きい分、やりがいを感じる場面も多くあります。新しく入職された方がスムーズに仕事に慣れてやりがいを感じられるように、リーダーとして『人材育成』の役割を果たしていきたいと考えています。
－ 施設全体で、人材を育てる
コロナ禍で施設全体での研修・勉強会等はなかなかできていない部分はありますが、「6階では、こういう病気に関する知識が必要だ」といった内容をフロア会議等で伝えています。「より良い介護を目指して、もっと勉強していかなければいけない」と一人ひとりが気付けることが個々人の成長につながっていくと考えます。そういった気付く機会を作っていくことから人材育成を進めています。
ゆくゆくは担当するフロアだけではなく、施設全体での研修など教育面の充実を他フロアのリーダーと協力しながら進めていきたい。「リヤンドファミーユが大切にしていること」をしっかりと伝えていけるような教育プログラムを作っていければと考えています。
リヤンドファミーユで働く魅力
－ 働きがいを感じられる環境
ここでは全ての利用者様に自分の個室があり、プライバシーが守られています。居室だけでなく、共有スペースも落ち着いた雰囲気の中で過ごすことができ、利用者様にとっても、職員にとっても「ここにいて良かった」と感じられる環境が整っています。新しい施設で、組織としてもまだまだ新しい職場です。私自身がリーダーに立候補してチャンスをいただいたように、チャレンジしたい人には機会を与えてくれる環境があります。
－ お互いの仕事に感謝し合えるチーム
職場の雰囲気を良くする秘訣は、“挨拶”と“感謝の心”をきちんと伝えることだと考えています。自ら率先して挨拶をし、日々の仕事ぶりに感謝の気持ちを伝える。そうした何気ないところからコミュニケーションが生まれ、良い雰囲気・チームワークにつながっていくと思います。
働くみんなが介護士としての職業的倫理観・モラルを大切にし、時には相手の成長を願ってお互いに注意し合える。馴れ合いだけではない職場環境が、リヤンドファミーユの魅力です。
私のモットー
「問題を先延ばしにしない」
何事も後で後悔しないように出来る事は早めに行っていくように心がけています。自分自身の課題・問題点などを自覚していたとしても、改善のための努力を怠ると後でしわ寄せが自分の身に降りかかると考え、行動しています。
（写真・インタビュー・文：MottoBrand 福井勝雄）
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