子育てとの両立。看護師の専門性を活かしながら思いに寄り添う看護を
300床規模の急性期総合病院にて約2年間勤務。結婚・出産を経て、特別養護老人ホームへ転職。2023年4月にリヤンド-絆-仙台太白に訪問看護師として入職。
<目次>
・子育てと両立できる仕事スタイル
・少数精鋭、経験しながら学ぶ環境
・リヤンドで働く魅力
・多職種との連携、成長できる環境
これまでのキャリア
病院勤務時代は、地域の中核的な急性期病院であったため緊急入院や急変なども多く、残業もありました。結婚・出産を経て、子育てと仕事を両立していくには少し難しい環境でした。子どもがまだ小さかったので、夜勤がなく、オンコール対応で働ける実家近くの特別養護老人ホームへ転職しました。
特別養護老人ホームでの看護師業務にも慣れてきた頃、「より医療依存度の高い方のケアができる環境で、看護技術・知識を学びたい」と考えるようになりました。特養では麻薬が使えなかったり、人工呼吸器の管理ができなかったり。看護師の専門性を活かした処置をする機会は少なく、また自分自身が病院での経験も短かったため、「もう一度勉強したい」という考えから医療対応型サービス付き高齢者向け住宅であるリヤンド-絆-仙台太白の訪問看護ステーションに転職をしました。
子育てと両立できる仕事スタイル
実家の親のサポートもあって、夜勤でも働けるようになりました。今は、月6回程度夜勤に入っていて、夜勤時は子どもをすぐ近くに住む親に預かってもらっています。
朝は8時30分始業なので、8時前に子どもを家の近くの保育園に預けてから車で出発し、8時30分までに施設には到着しています。病院勤務時代は、始業の1時間前には病棟に到着して情報収集をしていました。無理なく、子育てと両立しながら働ける勤務スタイルは、長く続けていく上で大事なポイントだと感じています。
少数精鋭、経験しながら学ぶ環境
入職して約3ヶ月ですが、腹膜透析の方の看護や末期の悪性腫瘍の方に対して麻薬を使用した疼痛管理など、看護師としての知識・技術が求められる経験をさせていただいています。
ここの訪問看護ステーションはまだ立ち上がって間もなく、少数精鋭でやっているため、入職後につきっきりで指導をしてもらえる環境では正直ありません。実際にケアの場面で教えてもらいながら、少しずつ仕事を覚えていっています。
看護師の専門性を活かして、思いに寄り添う看護を
病院勤務時代にも看取りの経験はありましたが、心電図モニターが付いていて、点滴が投与されていて、他にも色んな医療機器につながれた状態で『観察されている』といった印象でした。コロナ禍でご家族との面会も禁止していた頃は、患者様お一人の状況でお亡くなりになられるケースを多く目の当たりにし、とても悲しい気持ちになりました。
リヤンド-絆-仙台太白では人生の最期の時間をご家族と一緒に過ごしていただき、少しでも良い思い出を作ってあげたい、そんな思いが実現しやすい環境です。音楽が好きだった方には、お部屋で音楽を聞かせてあげたり、喉が渇いたとおっしゃられたご入居者様に大好きだったミルクティーを少し味あわせてあげたり、アイスが大好きなご入居者様にご家族が持って来られたアイスを味あわせてあげたり。介護士や連携先の訪問診療の医師たちと連携・相談しながら、思いに寄り添ったケアをしてあげることができます。
リヤンドで働く魅力
2023年6月から、訪問看護でもリハビリをスタートさせました。パーキンソン病やALS患者さんに対して、歩行訓練など個別リハビリの時間を設けています。リハビリの援助をしていくうちに、表情が暗くあまりお話して下さらなかったご入居者様に笑顔が見られるようになりました。私たちの関わりを通して、気持ちにポジティブな変化が現れたときは、とてもやりがいを感じます。
多職種と協力しながら、成長できる環境
緊急入院や急変対応、検査の準備等で毎日バタバタとしていた病院とは違い、ここではご入居者様と深く関わる時間を取ることができます。私は特別養護老人ホームでの看護師を経験していたので、なんとか自分で考えて動くことができましたが、病院からの転職とかだと、はじめは戸惑うことが多いと思います。それでも、先輩看護師や介護職員の方々、訪問診療の医師といった多職種と協力しながらチームで取り組むことができるので、少しずつ経験しながら仕事を覚えていってもらえると思います。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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