職員同士の仲の良さが生み出す働きやすさ。新しい施設の将来性への期待
高校の福祉コースを卒業後、2011年4月に新卒でリヤンド-絆-姉崎(旧あさひガーデン姉崎)に入職。働きながら介護福祉士実務者研修、喀痰吸引等研修の資格を取得。
介護の道へ進んだきっかけ
高校生の時に叔父が病気に罹り、介護が必要な状態になってしまいました。それまで家族や親戚含め介護というものはあまり身近ではありませんでしたが、ちょうど私が通っていた学校に福祉コースがあり、介護を必要とする人がこれからどんどん増えていくということを知り、介護の道へ進もうと決めました。高校卒業時に介護職員初任者研修の資格を取得し、リヤンド-絆-姉崎(旧あさひガーデン姉崎)で働き始めました。
働きながら、スキルアップ目指し資格取得
当施設に入職してから、喀痰吸引等研修を修了しています。喀痰吸引等研修とは、自力で痰を出す事ができず痰吸引が必要な方や、口から食事ができず経管栄養により栄養をとる必要がある方を支えるスキルです。2012年(平成24年)4月から法改正により一定の研修を修了した介護職員が痰の吸引や経管栄養を行うことができるようになりました。
当時のリヤンド-絆-姉崎(旧あさひガーデン姉崎)では、日中は看護師が常駐していますが、夜間はオンコール体制を取っていました。そこで、介護職員である私が喀痰吸引等研修できちんと技術を習得することで、痰吸引を夜間も必要としておられる方を受け入れることができますし、自身のスキルアップにもつながると考え、資格取得いたしました。私の後にも他の介護職員が続いて喀痰吸引等研修を修了しており、現在では常勤者の介護職員のほとんどが喀痰吸引等研修を修了しています。
日々心がけていること
『知る努力、無知は恐怖』という言葉を日々の仕事でも意識するようにしています。
介護施設では、夜間に介護職員が少ない人数で多くのご入居者様を見なければいけない状況になります。もしも何か起きた時、看護師や医師に相談することはできますが、自分が知らなかったことで対応が遅れてしまうことは避けなければいけません。
日々勉強を積み重ねておくことで、対応できることがあると思っています。喀痰吸引についても同じ考えで、これからも知る努力を続け、ご入居者様・ご家族様に安心を届けられるようにしたいと考えています。
長く働き続けられている理由
先輩や同僚との人間関係の良さが、ここで長く働き続けられている理由の一つです。
同じ高校の福祉コースから入職した新卒同期が、今も一緒に働いています。困った時に的確にアドバイスをくれる頼りになる先輩がおり、同僚・後輩とはプライベートでも一緒に食事に行ったりします。食べることが好きな仲間と一緒に焼肉食べ放題に出かけるのが楽しみの一つです(笑)。職員同士の仲が良く、先輩・後輩の壁がないのでお互いに仕事を頼みやすく、そうした関係性・風通しの良さが仕事をスムーズに進める上でも役立っています。
新人さんが気軽に相談できる関係性を
新しく入職された方が慣れるまでの指導・フォローを担当しています。これまで先輩方が私にしてくれていたように、壁を作らず、どんな些細なことでも聞きやすい関係性を築けるように日々コミュニケーションを取ることを心がけています。連絡先も交換して、勤務中に聞けなかったことや相談したいことがあれば、家に帰ってからLINEとかで気軽に相談できるようにしています。
リヤンド-絆- 姉崎で感じる変化
近年のコロナ禍で、旧あさひガーデン姉崎ではご入居者様が少なくなってしまっていました。リヤンド-絆-姉崎となってからは、またご入居者様が増えてきて、活気を取り戻してきていると感じます。
新しく入職してくれる仲間も増え、新たな施設へと生まれ変わろうとしています。私自身、とても将来性を感じており、変化を楽しみながら働いています。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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