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リヤンドで働く職員インタビューMESSAGE

ホスピスで働く介護士に求められる知識・実践力、どこでも通用する人材へ

リヤンド-絆-グループの関連施設リヤンドファミーユ(藤枝)で働く介護福祉士

リヤンドファミーユ(静岡県藤枝市)訪問介護 管理者・介護福祉士

通所リハビリ・介護老人保健施設で介護士として勤務した後、病院で看護助手として勤務。医療的ケアが学べる環境で実務経験を積み、介護福祉士の資格を取得。2021年6月にリヤンドファミーユへ入職。サービス提供責任者を務めた後、2022年4月より訪問介護の管理者を務める。

▼目次
リヤンドファミーユでの訪問介護

ホスピスで求められる役割
リヤンドファミーユで働く魅力

リヤンドファミーユの訪問介護

- サービス選択の幅が広いサ高住

リヤンドファミーユは、サービス付き高齢者向け住宅、医療対応型サービス付き高齢者向け住宅、介護付き有料老人ホームとデイサービスを複合した施設です。現現在私は、2~3階の医療対応型サービス付き高齢者向け住宅(住宅型ホスピス)、4階のサービス付き高齢者向け住宅のご入居者様に対する訪問介護サービスの管理を担当しています。

サ高住の特徴はサービスの選択肢の幅が広く、デイサービスや福祉用具・訪問リハビリなどご入居者様・ご家族様の希望に沿ったサービス提供がしやすいということです。状態の変化に合わせて外部のさまざまな事業所と連携を取り、住みよい環境作りの試行錯誤をすることにやりがいを感じています。

- 住宅型ホスピスの役割

医療度が高く自宅で看ることが難しいご利用者様・ご家族様の第2のホームとしての理念に共感し、医療対応型だからこそ出来る介護の可能性を感じ、リヤンドファミーユへ入職しました。特養やグループホームは認知症を抱える高齢者が多いですが、医療対応型サービス付き高齢者向け住宅では、末期がんや難病など重い病気を患っておられてご自宅での生活が難しい方、医療的処置が必要な方を主体に受け入れています。

リヤンド-絆-グループの関連施設リヤンドファミーユ(藤枝)で働く介護福祉士

ホスピスで求められる役割

- こころと向き合う

ご自身の病気のことで悩まれたり、身の回りのことがご自身でできないもどかしさを感じている方が多くいらっしゃいます。病気による痛みに耐えながら生活されている方々の心はとても繊細です。私たちスタッフは、お気持ちに寄り添い、コミュニケーションを図ることが求められます。私たちの声かけが支えになることもあれば、言葉一つ一つのちょっとした掛け違いで時には落ち込んでしまわれることもあります。介護の仕事は時間に追われて忙しい時もありますが、言葉一つ一つに細心の注意を払いながら関わっていく。そういった接遇がとても求められる職場です。

- 求められる医療的ケアの知識と実践力

バルーンや点滴・経管栄養・呼吸器など、一般の介護施設ではあまり経験しない医療的ケアが必要なご入居者様が多くおられます。介護スタッフは配薬のお手伝いもするので、病気や薬に関する知識も必要です。

「この方は何のお薬を飲んでいるのか」
「これは麻薬で痛みを止める薬、これは抗血栓薬で血液をサラサラにする薬」
「この方は抗血栓薬を飲んでいるから、出血に気を付けなければ」
「痛み止めをお願いされたが、このお薬は間隔を○時間以上空けなければ服用できない」

このような知識をしっかり身に付けておくことが、看護師とのスムーズな連携につながり、ご入居者様にとっての負担・リスクの軽減へとつながります。

リヤンド-絆-グループの関連施設リヤンドファミーユ(藤枝)で働く介護職員

リヤンドファミーユで働く魅力

- その人らしい最期の時間に寄り添う

以前、癌の末期で全身の痛みが強くなってきていたご入居者様が「外に行きたい」と言われたことがありました。「今行かないと、今しかない」と思った私はケアマネジャーや訪問看護師と相談して、少しでも痛みの少ない日を選んで外出が実現しました。藤枝駅の売店で好きなものを買った後、公園へ散歩に行きました。満開のチューリップの花の前で写真を撮ると、そこには普段は痛みでしかめ面が多かったご入居者様がとても穏やかな笑顔で写っておられました。実際は体を蝕む癌の痛みは相当なものだったはずです。環境によって苦痛を取り除くことが出来ると身を持って感じた瞬間でした。
その2日後くらいにその方は亡くなられました。ご家族様からは「あの時外出していなかったら心残りだったと思う。素敵な写真をありがとう。遺影の写真にします」と感謝の言葉をもらうことができました。
目の前の一瞬一秒を大切にすること。環境によって痛みを和らげることができること。人生の最期を生ききるご入居者様から教わった大切なことです。

- どこでも通用する人材になれる

医療依存度の高いご入居者様への介護を経験し学ぶことができれば、介護士としての幅はとても広がります。ここで経験を積めば、ある程度どこでも通用する人材になれると思います。

「大切なひとが、大切にされる場所」これがリヤンドファミーユの合言葉です。普段のご入居者様への接し方一つを見ても、お一人お一人を大切に思っている雰囲気をスタッフ達から感じることができます。行事やレクリエーションの時には、介護・看護関係なくスタッフ一丸となって取り組んでおり、部署間分け隔てなく働ける職場であると感じています!


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